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コラム

賃貸マンションの長期入居につながる!IPインターホンの顔認証

  • 3月17日
  • 読了時間: 11分

賃貸マンション経営では、入居者の入れ替わりが多いことが課題になる場合があります。入退去が短期間で繰り返されると、原状回復費や募集費などの経費がかさみ、収益に影響する可能性があります。いかに長く住んでもらうかは、健全な賃貸経営において重要ですが、安定化はそう簡単なことではありません。入居者の物件に対する信頼は長期入居につながりやすいとされていますが、その役割を果たすのがIPインターホンです。この記事では、古い機種のインターホンが持つリスクからIPインターホンの機能やメリットなどをご紹介します。


◎入居者が求めるインターホンの機能とは

賃貸マンションの集合玄関に、昔ながらのインターホンが設置されていることは少なくありません。音声機能のみのインターホンは、訪問者が集合玄関のボタンを押すと室内機から音が鳴り、入居者は室内機のボタンや受話器を使って集合玄関にいる訪問者と会話をします。集合玄関にオートロック機能がある場合は、音声で訪問者を確認した後に解除ボタンなどでロックを解除する仕組みです。インターネットが普及した現代の入居者にとって、ネット通販は生活インフラの一部ですが、音声機能のみのインターホンは置き配や再配達への対応力が弱いという課題があります。玄関への置き配はエントランスを解錠して各戸の玄関前まで宅配業者が入れなければなりませんが、スマートフォンと連携できない従来のインターホンは、入居者は不在時に宅配業者とのやり取りができません。その結果、宅配便の不在連絡票を見てはじめて荷物が届いたことを知ることになります。従来のインターホンは、壁に設置された受話器まで行かないと応答できない場合がほとんどです。何かの作業をしていてすぐに手が離せない場面、たとえば赤ちゃんの寝かしつけをしているときに、宅配業者が集合玄関のインターホンを鳴らした場合、もう少しで寝そうなときでも、解錠に対応しなければなりません。そのようなに古いタイプの仕組みだと、物件へのネガティブな評価へとつながる恐れがあります。音声機能のみのインターホンは、防犯面においても課題があります。とくに女性や子どもは、訪問者の顔が見えないことは不安を感じることがあります。音声機能のみのインターホンは、玄関のドアを開けるまで相手の顔を見ることができないため、セールスや宗教勧誘などを玄関先まで通してしまうリスクや、犯罪に巻き込まれてしまうリスクが生じます。


◎物件の満足度を左右するインターホン選び

賃貸マンションの集合玄関は、入居者が毎日必ず通る場所であると共に物件の顔でもあります。内見者が最初に触れる集合玄関のインターホンが最新であることは、物件の第一印象をよくするだけでなく、この物件を選んでよかったと感じる入居後の満足感を支える要素のひとつといえます。日々の暮らしのなかで感じるこうした小さな満足は、更新時の退去を思いとどまらせる要因のひとつになるとされています。集合玄関の設備の状態は、管理体制の印象にも影響するといわれています。古くなったインターホンのボタンの黄ばみやレンズの曇りは、住み手の不便が十分に解消されていない管理体制と受け取られる場合があり、物件への印象に影響することがあります。一方で、清潔で操作性のよい最新のインターホンが集合玄関に設置されていれば、設備が適切に更新されているという安心感につながることがあります。このような管理への信頼は、このマンションなら長く住み続けたいという物件への評価につながり、結果として競合物件への流出を防ぐ要因になる場合があります。長期入居の決め手は、家賃や立地といった条件だけではありません。日々の暮らしでストレスが少ないことが重要です。集合玄関にクリアな映像が映るインターホンが設置されていれば、訪問者の顔を一目で確認できるため、安心感につながると考えられます。また、録画機能によって不在時の訪問者を確認できる機能は、防犯対策としても有効とされています。こうした安心感は、1度体験すると利便性の高さを実感しやすい設備といえます。とくに防犯意識の高い層にとって、集合玄関や玄関先で感じられる安心感は、ほかの物件へ移る際の判断材料のひとつにもなり得ます。多額の費用がかかる大規模修繕は頻繁に行えるものではありません。インターホンは入居者の目に触れる機会が多い設備投資のひとつです。建物が古くても、集合玄関の設備が最新で使いやすければ、物件全体の印象をよくする効果が期待できます。築年数が経過した建物でも、最新の設備と行き届いた管理によって印象を補うことができます。こうした取り組みは、入居者に選ばれ続け、長く住み継がれる物件をつくる効率的な経営判断といえます。


◎デジタル時代に適したIPインターホンの特長

IPインターホンとは、インターネットのIPネットワークを使って通信するインターホンです。従来のインターホンが専用の電話線で接続されていたのに対し、IPインターホンはインターネットを通じて音声や映像などのデータをやり取りします。IPインターホンの特長のひとつは、ネットワークを利用して映像や音声をデジタルデータとして通信できる点です。モニターを通じて訪問者の映像を確認しながら通話できるため、来訪者の状況を把握しやすいです。ネットワークを利用することで、スマートフォンなどの機器と連携できる機種もあります。こうした機種では、外出先から来客対応ができるなど、利便性の向上につながる場合があります。訪問者が集合玄関のインターホンから呼び出すと、ビデオ通話で応対しながらオートロックの解錠操作を行えるシステムもあります。IPインターホンは、映像をデジタルデータとして送る点も特長です。アナログ方式と比べてノイズの影響を受けにくく、比較的鮮明な映像を確認できる場合があります。録画機能を備えた機種では、訪問者の映像を記録することができます。動体検知機能を備えた機種であれば、人の動きを検知した際に録画を開始するものもあります。録画データをクラウドに保存できるタイプでは、機器本体にトラブルがあった場合でも映像を確認できる場合があります。IPインターホンはネットワークを介する設備のため、システムによっては掲示情報の配信などに活用できる場合もあります。管理組合からのお知らせを各住戸のモニターなどに表示できる仕組みを備えた機種もあります。配線方法についても、ネットワーク配線を利用して構築できる点が特徴です。機種によってはLANケーブルを使用して通信を行うタイプもあり、既存のネットワーク設備を活用できる場合があります。一方で、IPインターホンはネットワーク環境に依存する設備でもあるため、安定した通信環境が求められます。集合玄関にIPインターホンを導入することは、ネットワーク技術を活用した設備環境の整備につながる取り組みのひとつといえます。


◎入居の決め手となるIPインターホンの顔認証

集合玄関のオートロックは、カードキーや金属製の鍵などを使用して解錠を行います。買い物袋やベビーカーで両手がふさがっているときや、雨の日に傘をさしているときは、鍵をカバンから取り出して集合玄関を解錠する作業が手間に感じられます。こうした場面で利用できる機能のひとつが、IPインターホンの顔認証です。顔認証を備えたシステムでは、モニターに顔を向けることで集合玄関を解錠します。鍵を取り出す必要がなくなることで、集合玄関の出入りがスムーズになります。集合玄関は、入居者が日常的に利用する場所のため、出入りの手間が減ることは住環境の利便性の向上につながります。音声のみのインターホンの場合、訪問者を確認する手段は声に限られます。音声のみのインターホンでは、訪問者を確認できる情報は声に限られます。そのため、相手が名乗っている人物かどうかを判断することが難しい場合があります。一方、映像対応のインターホンであれば、室内から訪問者の顔を映像で確認しながら応対することができます。訪問者の様子を確認できることは、防犯対策の面でも効果的です。集合玄関のロックを鍵や暗証番号で解錠する場合、盗難や紛失、不正利用などのリスクが生じます。近年は、顔認証技術の精度が向上しており、不正な解錠を防ぐための仕組みを備えたシステムも登場しています。こうした機能は、集合住宅のセキュリティ向上につながる設備のひとつとされています。周辺の競合物件でまだ導入されていない場合、集合玄関にIPインターホンを導入することは設備面での差別化につながる可能性があります。内見時に顔認証による解錠機能を紹介できれば、IT機器への関心が高い層や防犯意識の高い入居希望者にとって、判断材料のひとつになります。


◎マンションの集合玄関に最適なIPインターホン S617

LAXASのIPインターホン S617は、8インチの液晶モニターを搭載しており、200万画素カメラで顔を鮮明に映すことができます。高度な多機能カメラや多彩な入室方法が特徴のIPインターホンで、自動照明機能により夜間や暗い場所でも顔をしっかり映せるため、マンションの集合玄関に適したIPインターホンです。入室方法としては、顔認証に加えてICやIDカードによる認証、暗証番号認証、Bluetoothなどの多彩な認証方法を利用できます。そのため、さまざまな利用シーンに応じて認証方法を選択することができます。IPインターホン S617は、集合玄関における防犯対策にも活用できます。赤外線センサーを用いたなりすまし防止機能を搭載しているため、本人の写真や動画によるロック解除を防ぐ仕組みが採用されています。最⼤500件の通話履歴を保存できるため、不審な訪問者があった場合でも後から履歴を確認することができます。入居者が不在のときに来客があった場合でも、スマートフォンのアプリから応対し、集合玄関のロックを解除することができます。これにより、置き配や急な来客にも対応することが可能です。IPインターホン S617は、室内モニターやスマートフォンのアプリから集合玄関周辺を確認する機能も備えています。室内にいるときだけでなく、外出中でも集合玄関周辺の様子を確認することができます。万が一、トラブルが発生した場合には、管理室親機を呼び出すことができる機能も備えています。こうした機能は、入居者の安心につながる設備のひとつです。IPインターホン S617は、通信と電力を1本のケーブルで供給するPoEスイッチを採用しています。そのため、サーバーの設置や電話線を利用した複雑な配線工事が不要である点も、管理側にとってメリットとなります。


◎入居者の信頼を獲得するIPインターホン S617の導入事例

賃貸マンションの集合玄関へIPインターホンを導入し顔認証機能を活用することは、入居者の利便性や防犯性を高めます。日々の小さなストレスから解消され、最新の設備により得られる満足感は、物件への信頼につながります。


〇置き配を可能にするIPインターホン S617

集合玄関にオートロック機能があるマンションでは、入居者が不在の場合、配送業者は各戸の玄関前まで立ち入ることができません。集合玄関の外側に宅配ボックスが設置されていない場合、入居者は帰宅後にポストに入った不在票に気づき、再配達を手配する必要があります。こうした状況に対応する方法のひとつが、集合玄関にIPインターホン S617を設置することです。IPインターホンの顔認証機能を利用すれば、宅配業者の顔を認識して集合玄関を解錠します。また、決まった配送員ではない場合など顔認証が利用できない場合でも、IPインターホンであれば入居者のスマートフォンに通知が届きます。入居者はその場で解錠できるため、置き配に対応しやすくなります。このような仕組みを導入することは、配送の利便性を高めるだけでなく、先進的な設備を取り入れているという印象にもつながります。


〇鍵を持つ必要がなくなるIPインターホン S617

マンションの集合玄関に顔認証機能がない場合、防犯設備が古いという印象を持たれることがあります。とくに安心・安全を重視する入居希望者にとって、物件選びの判断材料になります。集合玄関にIPインターホンを設置している賃貸マンションでは、顔認証機能を活用することで、物理的な鍵を持たなくても集合玄関のロックを解錠できる仕組みを導入しているケースがあります。入居者からは、「子どもや高齢の親に鍵を持たせる必要がなく、紛失の心配が減る」といった声が聞かれることもあります。IPインターホン S617は、高度な顔認証機能を備え、ログを記録できる機能も搭載しています。こうした機能は防犯対策の向上につながる設備のひとつです。防犯設備が充実していることは、安心感が生まれます。


◎まとめ

賃貸マンションで入居者に長く住み続けてもらうためには、物件への信頼感を高めることが重要です。集合玄関のインターホンが古い機種のままでは、入居者の利便性や防犯性に影響し、物件への不満につながる可能性があります。最新のIPインターホンは、入居者に安心感や利便性をもたらす設備のひとつです。こうした日々の小さな満足の積み重ねが、長期入居や更新につながると考えられます。マンションの集合玄関へのIPインターホン導入をご検討の際は、お気軽にLAXASまでお問い合わせください。

 
 
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