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コラム

小規模マンションの防犯対策と入居者の利便性を同時に実現するIPインターホンS414

  • 4月23日
  • 読了時間: 11分

小規模マンションでは、玄関のインターホンの交換はコストや工事の手間から後回しになりがちな課題のひとつです。従来型のインターホンに老朽化のサインが出ているのにもかかわらず、なかなか踏み切れないというケースも少なくありません。さらに共働き世帯の増加による宅配問題や訪問詐欺などへの不安など、従来型インターホンでは対応しきれない場面も増えてきています。こうした課題を大がかりな工事なしに解決できるのがIPインターホンです。この記事では、IPインターホン導入のメリットや、選び方のポイントなどをご紹介します。

 

◎小規模マンションのインターホンが抱える課題

マンションのインターホンには、一般的に15年前後という耐用年数の目安があります。この年数を超えると、映像の乱れ、呼び出し音の不具合、モニターの色あせといった症状が現れはじめ、入居者からの不満やクレームにつながりかねません。とくに夜間や逆光時の映像品質は顕著に劣化し、誰が来たのかわからないといった状態になりやすく、小規模マンション全体の安全性への不信感を招くことがあります。さらに深刻なのは、突然システムが停止するリスクです。修理部品が製造中止になっているケースも多く、故障してからでは対応に時間とコストがかかります。入居者からクレームが来てから動くのでは遅い場合もあり、計画的に新しいインターホンへの交換を検討することがマンション経営者にとって重要な経営課題のひとつといえます。近年、共働きの増加により、日中不在にしている入居者が増えています。その結果、宅配便の不在持ち帰りが繰り返されるケースが増え、入居者にとって大きなストレスとなっています。小規模マンションには、宅配ボックスが設置されていないことも多い傾向にあります。大型マンションであれば、宅配ボックスで解決できる問題も、小規模マンションでは入居者が直接受け取る方法が多く、不在のたびに再配達を依頼するという非効率な状況が続いています。在宅していないと使えない従来型のインターホンでは、現代の入居者の生活スタイルに合わなくなっており、外出先からも応対できるIPインターホンへの移行が、解決策のひとつになります。さらに訪問販売や点検・修理を装った詐欺が全国的に増加しており、高齢者を中心に被害に遭うケースは後を絶ちません。映像が荒く来訪者の顔や様子が確認しにくい古いインターホンや、映像がなく音声のみのものでは、不審者かどうかを判断しにくいという問題があります。とくに高齢入居者の家族にとって、来訪者の様子や、安易にドアを開けてしまっていないかをリアルタイムに把握できないことは、日常的な不安につながっています。こうした安全面の課題は入居者の満足度や長期入居の意向にも直結するため、小規模マンション経営では無視できない問題です。また小規模マンションでは、大型マンションのような設備業者との継続契約がない場合も多く、工事の手配そのものが経営者の負担になることも多くみられます。配線を全戸引き直す工事となれば費用は数十万規模になることもあり、交換を先延ばしにしてしまうことも少なくありません。だからこそ既存の配線環境をいかしながら、大がかりな工事不要かつ低コストで導入できるIPインターホンへの注目が高まっているのです。

 

◎小規模マンションの防犯対策と利便性向上にIPインターホンが選ばれる理由

IPインターホンとは、既存のインターネット回線やLAN環境を使って通信するインターホンのことです。従来型のインターホンは、室内のモニターと玄関の子機が専用の配線でつながっており、在宅中しか来訪者対応ができませんでした。一方、IPインターホンはネットワークを通じて通信するため、スマートフォンと連動できるものであれば、アプリを入れることで外出先からでも来訪者の映像を確認し、応対ができるようになります。またIPインターホンは既存のLAN配線をそのまま活用できるため、大がかりな専用配線工事が不要な点も大きな特徴です。インターネットにつながるインターホンと捉えるとイメージしやすく、小規模マンションの利便性と安全性を同時に高められる設備として注目されています。小規模マンションへのIPインターホン導入の際の懸念点は、工事の規模と費用です。表面取付型のIPインターホンであれば、既存の壁面にビス止めで設置するだけで導入が完了します。玄関ドア横にIPインターホンをそのまま取り付けられるため、配線の引き直しや埋め込み工事は不要です。電源方式には、LANケーブル1本で、電力と通信を同時に供給できる給電方式(PoE)に対応したIPインターホンであれば、電源コードを別途引く必要がありません。既存のLAN配線やPoE対応の通信機器があれば、電気工事なしで設置が完了します。大がかりな工事を必要とせず、短期間かつ低コストで全戸のIPインターホンを設置できます。共働きで日中不在になりがちな入居者にとって、喜ばれる機能のひとつがスマートフォンとの連携です。宅配業者が玄関前でIPインターホンを呼び出すと、外出中の入居者のスマホに即座に通知が届き、自宅にいるときのようにカメラ映像を確認しながら会話することができます。そのまま、玄関前に置いておいてくださいと伝えれば、置き配が完了し、宅配ボックスがない小規模マンションでも、再配達の手間を減らすことが可能です。急な来客や業者の訪問にも、IPインターホンを導入することにより、外出先からもリアルタイムで応対できます。在宅・不在を問わず柔軟な対応が可能になることで、入居者の日々の不便が解消され、退去防止・長期入居の促進につながります。カメラ性能に優れたIPインターホンであれば、昼夜・逆光を問わず来訪者の顔や様子を鮮明に映し出すことが期待できます。誰が来たかわからないままドアを開けるリスクを大幅に減らすことができ、入居者の安全性が高まります。高齢の入居者がいる場合、離れて暮らす家族のスマホにも同時に通知が届く設定にすることで、来訪者を一緒に確認・対応することが可能です。不審な訪問者だと判断した場合に、家族が遠隔でアドバイスできる環境は、訪問販売・修理詐欺への強い抑止力になります。入居者だけでなくその家族の安心感も高まることは、マンションへの信頼や満足度の向上にもつながります。IPインターホンと電気錠を連動することで、来訪者の確認だけでなく、ドアの解錠もできるようになります。複数の認証方式に対応したIPインターホンであれば、入居者は自分のライフスタイルに合った方法で玄関を解錠できます。顔認証やICカード、暗証番号などさまざまな認証方式を1台でカバーできるIPインターホンを選ぶことで、鍵を持ち歩かない利便性を入居者に提供することができます。

 

◎小規模マンションの玄関に設置するIPインターホンの選び方

IPインターホン導入前にまず確認することは、マンション内の配線状況です。LAN配線が各戸の玄関付近まで通っているか、PoE対応の通信機器が設置されているかを確認することで、追加工事の有無を判断できます。PoE対応の機器が設置されていれば、ほとんどの場合で電気工事の必要なくIPインターホンを設置できます。IPインターホン本体の設置は玄関外側の壁面へのビス止めとLANケーブルの接続のみで完結するため、基本的に室内への立ち入りなく工事が可能です。入居者への負担を最小限におさえながら、短期間かつ低コストで全戸へのIPインターホンの導入を進めることができます。玄関ドア横へIPインターホンの設置を想定する場合、本体のサイズも重要なポイントです。横幅が広すぎると玄関まわりの見た目や使い勝手に影響するため、スリムでコンパクトなIPインターホンのモデルを選ぶことが大切です。またIPインターホンを屋外廊下に面した玄関へ設置する場合は、雨や湿気にさらされる環境を考慮して、十分な防水・耐衝撃性能を持つモデルを選ぶ必要があります。寒冷地での設置を想定する場合は、動作温度の範囲もあわせて確認しておくと安心です。IPインターホン単体では、ドアの解錠はできない仕組みになっています。遠隔解錠を実現するには、IPインターホンと電気錠を連動させる必要があります。導入前に、電気錠との組み合わせが可能かどうかを確認しておくことが重要です。外出先からの来客対応を実現するには、スマートフォン連携に対応したIPインターホンの機種を選ぶ必要があります。スマートフォン連携機能を活用するには、マンション内にインターネット回線が通っていることが前提となります。外出先からの来客対応や通知受信はすべてインターネット経由で行われるため、回線環境の確認も必要です。IPインターホンの認証方式が入居者層に合っているかどうかも選定の大切なポイントです。高齢者が多いマンションでは、ICカードや顔認証などわかりやすい方式が向いており、若い世代が多いマンションでは、スマートフォン連携やBluetooth認証が喜ばれやすい傾向にあります。複数の認証方式に対応したIPインターホンの機種であれば、入居者層が混在する場合にも柔軟に対応できます。また、認証情報の登録や変更、削除が簡単に行えるかなど、IPインターホン導入後の管理のしやすさも選ぶポイントのひとつです。大規模マンション向けに設計されたIPインターホンは機能が過剰でコストも高くなる場合があるため、小規模マンションには小規模向けに設計されたIPインターホンのモデルを選ぶことが有効です。

 

◎小規模マンションの玄関に適したLAXASのIPインターホンS414

LAXASのIPインターホンS414は、4.3インチの液晶ディスプレイを搭載し、サイズは176mm×85mm×29.5mmとスリムな設計で、小規模マンションの玄関ドア横の限られたスペースにも設置できます。IPインターホンS414の大きな特徴のひとつは、200万画素のデュアルカメラシステムです。逆光を自動補正するWDR機能と夜間撮影に対応した自動照明機能付きのカメラを搭載しており、時間帯や天候を問わず来訪者の顔を鮮明に映し出します。多くのIPインターホン製品がシングルカメラを採用する中、デュアルカメラの搭載はS414ならではの強みといえます。IPインターホンS414の認証方式は、顔認証・ICやIDカード・暗証番号・QRコード・Bluetoothに対応しており、最大20,000ユーザーの管理が可能です。顔データは20,000件、ICカードは60,000枚まで登録できるため、小規模から中規模マンションまで幅広く対応できます。IPインターホンS414は、スマートフォンアプリとの連携にも対応しており、外出先からでも来訪者を映像と音声で確認し、応対が可能です。電源は、LANケーブル1本で電力と通信を同時に供給できるPoE+スイッチ、または、専用電源アダプター(DC12V/2A)に対応しており、既存のLAN環境があれば電気工事不要です。設置も、マンションの玄関横の壁面に表面取付するだけで導入が完了します。大がかりな工事を必要とせず、小規模マンションでの導入も手軽にできます。IPインターホンS414は耐久性にも優れており、雨風にさらされる屋外環境でもIP65の防水防塵機能とIK08の耐衝撃性能で長期間安定した稼働が期待できます。動作温度は、-40℃から+55℃まで対応しており、マンション屋外の玄関に設置しても安心です。


 

◎入居者の安心感につながるIPインターホンS414の導入事例

IPインターホンS414は、小規模マンションの防犯対策や入居者の利便性向上に対し高い効果を発揮します。IPインターホンを導入し入居者が安心して生活できる環境を整えることで、満足度の向上が退去抑制につながります。

 

⚪︎老朽化したインターホンの更新にIPインターホンS414を導入

築18年の小規模マンションでは、インターホンの映像の乱れや呼び出し音の不具合が頻発し、入居者からのクレームが増えていましたが、全戸の配線を引き直す工事には費用と工期の面からなかなか導入に踏み切れずにいました。IPインターホンS414は、表面取付型で、室内の立ち入りなしで設置できるため、全戸一斉に導入しました。工事は短期間で終わり、入居者の負担も最小限におさえることができました。IPインターホンS414は夜間でも来訪者の顔がはっきり確認できると入居者からの評判も改善し、設備満足度の向上が退去の抑制にもつながっています。

 

⚪︎高齢入居者の安全対策としてIPインターホンS414を導入

高齢入居者の多い小規模マンションでは、オートロックがなく、訪問販売や修理詐欺被害への不安が高まっていました。スマートフォン連携のできるIPインターホンS414を玄関ドア横に設置し、離れて暮らす家族のスマホにも来訪通知が届くよう設定しました。不審な訪問者があった際に家族が遠隔でサポートできる環境が整いました。IPインターホンS414は200万画素の高画質で、高齢入居者本人も来訪者をはっきり映像で確認できるようになったと安心感を実感しており、入居者とその家族双方から好評を得ています。

 

◎まとめ

小規模マンションの玄関にIPインターホンを導入することで、老朽化による映像品質の低下や来客対応の不便さ、訪問詐欺への不安といったさまざまな課題の解消が期待できます。表面取付型のIPインターホンであれば、大がかりな工事なしに短期間・低コストで導入が可能です。入居者の安心・安全な暮らしを支えることは、長期入居の促進にもつながります。小規模マンションにIPインターホンの導入をご検討の際は、LAXASまでお問い合わせください。

 
 
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