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コラム

IPインターホンで叶えるマンションの資産価値向上

  • 7 日前
  • 読了時間: 10分

近年、ライフスタイルの変化に伴い、古いタイプのインターホンから最新のIPインターホンへ交換するマンションが増えています。物理的な鍵を不要にする顔認証やスマホと連携できる機能で多くの注目を集めているIPインターホンですが、既存マンションに取り入れることによりマンション住民の安心感につながっています。この記事では、既存マンションへのIPインターホン導入におけるポイントや、マンションの資産価値向上に直結する顔認証機能のメリットなどご紹介します。


◎マンションにおけるIPインターホン導入時の課題とは

既存のマンションにIPインターホンを導入する際に押さえておきたい課題としては、LANケーブルの配線、通信インフラにかかるコスト、マンション住民のITリテラシーの問題があげられます。IPインターホンはネットワークを活用した機器であるため、安定した通信環境の確保が重要となります。とくに機能を最大限に活用する場合には、LANケーブルによる有線接続を前提とした設計が求められるケースもあります。そのため、マンション全体にLANケーブルを引くかについては、マンション住民の対応やコスト面も含めて導入前に整理しておきたいポイントです。マンション全体にLANケーブルを引く場合、とくに築年数が経過しているマンションでは、ケーブルを通す管が劣化していたり隙間がなかったりして、はつり工事を伴う大規模な改修が必要になるリスクがあります。そのため、マンションの全戸を有線接続とするか、エントランスに設置したIPインターホンのみを有線接続とし、室内機はマンション住民のスマホと連携させるかは、建物の状況や規模に応じて検討する必要があります。インターネット回線にかかるランニングコストもマンション経営においては重要な課題のひとつです。IPインターホンの運用で発生するインターネット回線の契約主体をどこにするか、月額でかかる回線のコストをどこが負担するかも事前に決めておくことで、導入がスムーズになります。賃貸マンションの経営においては、オーナーが全額負担する場合が多く、その場合は毎月のランニングコストが運用経費として発生します。一方でマンション住民に回線費用を負担してもらう場合は、オーナーの持ち出しはなくなりますが、共益費などに反映する必要があります。ただし、住民にとってはインターネット回線を個別に契約する必要がなくなるというメリットがあります。IPインターホンはスマホアプリと連動できるのが大きな特徴ですが、スマホを持っていない住民への対応や、操作方法に関するお問い合わせに管理会社やオーナーが対応できるかといった運用面の課題もあります。スマホを持っていない、あるいは機械の操作が苦手な人に対しては、丁寧なサポート体制を整えるか、操作性の良いシンプルなIPインターホンを導入することで理解を得やすくなります。IPインターホンの導入においては、既存マンションの現状の課題を把握し、その対策を事前にシミュレーションしておくことが成功への第一歩となります。


◎既存マンションにおけるIPインターホンの導入ポイント

IPインターホン導入においては、既存のマンションにLANケーブルを後付けで通す工事が、大きな検討ポイントのひとつとなります。住民が住んでいる状態で壁を壊す工事は、修繕費用の面においてもできる限り避けたいと考える場合がほとんどです。実際、多くの現場では、既存の設備を活用しながら、なるべく壁を壊さないように工夫して施工が行われています。もっとも一般的な方法は、マンションの壁の中を通っている電話線用の配管に、LANケーブルを一緒に通す方法です。この方法であれば既存の壁を壊さずに済むため、住民の満足度は高くなる傾向があります。既存の配管が細い、あるいは既に線が詰まっていて通らない場合は、既存の電話線を一旦抜き、LANケーブルと一緒に引き込み直す方法などがあります。また、既存の配管が全く使えない場合の現実的な施工方法としては、モール施工といわれる露出配線があります。マンションの廊下の天井や壁の隅にLANケーブルを這わせ、プラスチック製のカバーを被せる方法です。この方法は見た目にあと付け感が出るものの、低コストで施工できる傾向にあります。それでも配線ルートが確保できない場合には、一部で開口を伴う工事が必要になるケースもありますが、大規模な改修工事に至るケースは限定的であり、現場ではできる限り既存環境をいかした施工が選択されるのが一般的です。IPインターホンに必要なインターネット回線のコスト負担については、現在の賃貸マンション市場では、オーナーが契約し費用負担するパターンが多く取り入れられています。これは既存のマンションにインターネット無料物件として付加価値をつける形式です。契約主体はオーナーで費用もオーナーが全額負担します。この形式の利点は、IPインターホンの通信環境をオーナー側で一元管理できる点にあり、ネット無料物件として訴求することで、マンションの空室対策や賃料アップにもつながります。さらにマンションの全戸に一括で導入する契約は、1戸あたりの単価を抑えられる場合が多く見られます。一方、ネット回線のコストを賃料に上乗せする形式は、実質的な費用をマンション住民に負担してもらう方法です。契約主体はオーナーですが、共益費などの名目で費用を回収します。この方法の利点は、オーナーの実質的なキャッシュフローに大きな影響を与えずにIPインターホンを導入できる点にあります。個人でインターネット回線を引くより安く提供できれば、マンション住民からの理解が得られやすくなります。ITリテラシーが低い傾向にある方への対応も重要です。自分の部屋に居なくても外出先からスマホで応対できるというIPインターホンの機能は、スマホ操作に不慣れな人にとっては負担に感じられる可能性があります。ただし、操作がシンプルでわかりやすいIPインターホンの導入や、サポート体制を整えることで、見守りや安心感といったメリットを十分にいかすことができます。また、IPインターホンは離れて暮らす家族のスマホと連動させるといった使い方もできるため、見守りが必要なマンション住人の安心感にもつながります。


◎マンションの資産価値が向上するIPインターホンの顔認証

Pインターホンの顔認証機能は、賃貸マンションの管理を効率的にするだけでなく、資産価値の向上にもつながります。最新のIPインターホンは、単に画像を記録するだけでなく、AIを活用した認証技術を備えている点が特徴です。IPインターホンの顔認証機能は、従来のカードキーや暗証番号の代わりに、IPインターホンのカメラが来訪者や入居者の顔を識別し、オートロックの解錠可否を判断する仕組みです。IPインターホンのカメラは画面で捉えた顔の映像から、目、鼻、口の位置関係や骨格の特徴をデジタルデータ化し、事前に登録されたデータベースと照合して、解錠の可否を判断します。生体認証を活用した顔認証は、写真や動画を使って不正にオートロックを解除されるリスクを抑える効果が期待されます。さらに、マンション住人がエントランスを通過した際、自動でエレベーターを1階に呼び出す機能があるIPインターホンであれば、マンション全体の利便性向上にもつながります。スマート化されたマンションでは、物理的な鍵を使わずに入室できる環境を整えることも可能です。マンションの不動産査定において、オートロックの有無は大きな差を生むとされていますが、なかでもIPインターホンの顔認証は付加価値の高い設備として評価される可能性があります。顔認証は心理的にも不正を防ぐ効果が期待されるという点で、物理的な鍵や暗証番号よりも信頼性が高いと見られやすいためです。IPインターホンという最新の設備を備えていることで、周辺の相場と比較して競争力のある賃料設定が可能になり、退去時の鍵の回収やシリンダー交換の手間と費用がデータ削除だけで済む点は、自主管理オーナーにも管理会社委託オーナーにもメリットとなります。また、ソフトウェアのアップデートで機能を更新できるIPインターホンであれば、アナログな設備に比べて古くなりにくく、数年経っても資産価値を維持しやすいといえます。


◎既存マンションへの導入に最適なLAXASのIPインターホンS617

IPインターホンS617では、PoEスイッチ給電を採用しています。PoEとは、LANケーブルを通じてデータ通信と電気供給を同時に行うことができる技術です。インターネットと連動した機器を動かすには、通常は電源と通信ケーブルの両方が必要ですが、PoEを利用することで配線をまとめることができます。これにより、配管内の配線を整理しやすくなるほか、配線作業の負担を軽減し、施工ミスのリスク低減にもつながります。また、電気工事業者を別途手配する必要がないケースもあり、比較的低コストでの導入が可能です。IPインターホン S617は、スマホを使えない高齢者層でも問題なく利用できます。IPインターホンとスマホをセットで使わない場合、基本的には室内に設置する専用のタッチパネルモニターで応対することになりますが、IPインターホンS617は8型の液晶を採用しているため画面が大きく鮮明です。そのため、来客があった際は通話ボタンを押すだけのシンプルな操作で完結します。IPインターホンS617はデジタル方式を採用しており、従来のアナログインターホンよりも音声がクリアで、スピーカー音量の調整も細かく行えるため、耳が聞こえにくい高齢者にも適しています。IPインターホンS617の顔認証機能も高齢者層にメリットがあります。買い物帰りで荷物がある時や、指先の力が弱まって鍵を回すのが大変な場合でも、IPインターホンの前に立つだけでオートロックを解錠できます。物理的な鍵やカードキーを持ち歩く必要がなくなるため、鍵の紛失リスクを抑えられるほか、本人がスマホを使わなくても、離れて暮らす家族のスマホを登録しておくといった運用も可能です。離れて暮らす家族はスマホから訪問者を確認できるため、防犯対策にもつながります。また、IPインターホンS617は通話履歴を最大500件保存できるため、不審な来客があった場合でも後から確認できる点も安心材料のひとつです。


◎入居者の安心につながるIPインターホンS617の導入事例

LAXASのIPインターホン S617は、ITの苦手な高齢者でも使いやすい設計となっています。また、高度な顔認証機能により民泊や転貸などの不正防止にもつながります。IPインターホンを導入したマンションでは住民の安心につながっています。


〇高齢者やその家族に安心感を与えるIPインターホンS617

マンションへのIPインターホン導入は、高齢のマンション住人からも喜ばれているケースが多くあります。IPインターホンの導入を検討する際、住人向けの説明資料として防犯と利便性の向上という軸でメリットを提示します。IPインターホン S617はボタンが少なくシンプルなデザインのため、実際に画面を見せながらここを押すだけで操作できる、というデモンストレーションと共に説明をすることによりスムーズに受け入れられています。IPインターホンの導入により高齢者やその家族からとくに喜ばれているのが、セキュリティ面です。後から不審な訪問者や勧誘を確認できるため、ひとり暮らしの高齢者と離れて暮らす家族に安心感を与えます。IPインターホン S617は、従来のアナログ機に比べて液晶が大きく鮮明なため、訪問者の顔がはっきり見えることも安心材料です。


〇民泊や転貸などの不正使用を防ぐIPインターホン S617

IPインターホン S617の高機能な顔認証機能は、民泊などマンションの部屋を不正に転貸するなどのリスク回避になります。IPインターホン S617の顔認証は、事前に顔データの登録が必要なため、物理的な鍵や暗証番号のように第三者へ貸し出すことは困難です。これは知らない間に民泊化している、当初の契約とは違う人物が住んでいるといった、なりすましや名義貸しによるトラブルを未然に防ぐことにつながります。また、IPインターホン S617のログ機能は、誰がいつ入ったかを後から確認することができるため、万が一マンション内でトラブルが発生しても、事実確認が容易になります。IPインターホンの顔認証機能は心理的観点からも、不正防止につながっています。


◎まとめ

既存マンションへのIPインターホン導入は、資産価値向上と管理効率化のカギとなります。導入時の課題であるLAN配線やコスト負担も、露出配線の活用やネット無料物件化といった戦略で解消することが可能です。とくに顔認証機能を備えたLAXASのIPインターホンS617は、高度なセキュリティと直感的な操作性を両立し、高齢者の利便性向上や不正転貸の防止にもなり、長期にわたり物件価値の維持をサポートします。既存マンションへのIPインターホンのご相談は、LAXASまでお問い合わせください。

 
 
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